プラネタリウムは、さまざまな時間や場所の、星空や宇宙の光景を再現するシミュレーターです。
1923年にドイツ博物館とカール・ツアイス社が、 部屋の中にドーム型のスクリーンをもうけ、そこに投影機で好きな季節や時刻の星空を計算機で投影して再現するタイプのプラネタリウムを発明し
ました。そこには、動きが複雑な惑星(プラネット)や太陽、月もふくまれていました。いま、プラネタリウムというとこのタイプを指します。
プラネタリウムにはちょっとした部屋における小さなものから、科学博物館などにある大型のものまでさまざまなものがあります。手作りをしている人たちもいます。また値段も
数10万円の小型・簡易のものから本体だけで2〜5億円もする直径20m超級ドーム用の機種までいろいろです。
また、最近はコンピュータグラフィックスで全ての星を映し出し、オリオン座の星から見た星空や数百万年後の星空もうつすことができるデジタルプラネタリウムも普及しはじめました。デジタルプラネタリウムは風景ならなんでも再現できるので、宇宙ステーションの中に入り込んだり、地面の底にもぐったりといった様子も表現できます。スイッチやジェスチャーでストーリーが変わったり、リモコンや客席から操作できるインタラクティブ設備をそなえた施設も登場しています。
プラネタリウムの解説や操作をしたり、映像や音響を組み合わせて番組を作ったりと、いろいろなことでかかわるプラネタリウムの専門家をプラネタリアンといいます。プラネタリウムは優秀なプラネタリアンがいてはじめて威力を発揮する機械です。
プラネタリウムは、これからもますます発展していくでしょう。